熊本地震から1年 現在の状況は?

熊本地震から14日で1年になり様々な支援が行われてきていますが、未だに地震の傷跡はまだまだ残っているようです。

4月から本格的な復旧工事がスタートも長い月日が必要

石垣が激しく崩壊するなど、大きな被害が出た熊本城の本格的な復旧工事が始まったようです。

以前、公益財団法人・日本財団の笹川陽平会長が熊本城の修復資金として30億円提供すると発表していましたが

2017年4月10日時の日本財団の実績報告書によると、6年計画として確かに実施されていくようです。

その他にも

 ・緊急対策支援
 ・NPO・ボランティア活動支援
 ・家屋損壊に対する見舞金等の支給
 ・住宅・事業再建資金のための融資制度

と、合計で約90億円もの支援が実施されています。

元の熊本城の姿に戻るには20年以上かかるとされているようです。

やはり、あれだけ大きな建築物を元の姿に戻すのにはそれなりの年月が必要なのだということでしょう。

多くの資金と年月が必要なのにもかかわらず復旧が行われるのは、地震前には年間約170万人の観光客が熊本城には訪れていて、また、熊本城は熊本県民の誇り、心のよりどころでありことが大きな要因ではないでしょうか?

避難生活者47725人

一方で、地震の影響から仮設住宅で避難生活を送る被災者の数は47725人に上ることがわかっています。

今も仮設住宅や自治体が借り上げたマンションやアパートなど、いわゆる「みなし仮設」で生活しています。

仮設住宅の入居期限は、災害救助法で原則2年と決められていて、長く住み続けることを想定されていません。

みなし仮設で暮らす人々は

「できれば元の所に帰ってきたいのが一番、願望ではあるんですけれども、なかなかそれもですね」
「あの人はもう家に帰れて良いな、私のところはどうなんだろうなとか。良い話を聞くとうらやましいのが先に立って、自分が落ち込んじゃう場面もある」
参照元URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170415-00010014-abema-soci

と、不安な日々を送っているようです。

また、避難生活での体調悪化などで亡くなり災害関連死に認定されたのは166人になります。
このうち71人は、避難生活などのストレスで体調を崩したことを主な原因として亡くなっていたことがわかっています。

地震のような自然災害はある意味、防ぎようがない事象だと思います。
被害を最小限に抑える取り組みも大事だとは思いますが、限度があるので、災害の後、いかに2次被害を防いでいくことが大事になってくるのだと思います。

地震は追い風

人気キャラクター「くまモン」の生みの親でもあり
熊本出身の放送作家・小山薫堂さんはこの1年、さまざまな形で熊本支援をおこなってきました。

4月1日に熊本で「くまもとグルメツーリズム」という企画が始まった。
日本料理の村田吉弘、フレンチの三国清三、中華の脇屋友詞、イタリアンの落合務、九州代表として上柿元勝。
料理人たちと協力して熊本の食材を使った料理を提供する。

こういった、善意や前向きな姿勢を「不謹慎」という言葉が飛び交ったようだが…

「僕が知る限りでは悪く受け取る人は全然いませんね。むしろ気持ちを奮い立たせていますし、熊本の人たちの状況に立ち向かう団結力も強まっています。ただ、今なお仮設住宅にいらっしゃる方たちにとっては受け入れにくい、という気持ちもあるかもしれません。それぞれの立場によって追い風と捉える人がいてもいいと思いますし、一方で、地震に傷ついて心にひっかかるものを持ち続けている方がいらっしゃるのもわかります。そういう方たちにも心を寄せつつ、でも、みんなが後ろ向きになる必要はないと僕は思います」
参照元URL:https://www.businessinsider.jp/post-1715

と、話しています。

ボランティア寄付金などもそうですが、必ずといっていいほど、「偽善」だと、揶揄する声があがりますよね。
完全に偏った視点でしか物事も捉えていないですよね。
何もしていない人より数百倍マシです。

何もしなければそのままですし、衰退した分むしろその分、向上していけると思います。

前向きに生きていくことが大切

未だ地震の傷跡が多くのところで残っているのが現状ですが、少しずつ復興が進んでいるのも確かなようです。

前向きに生きる人々に心を打たれますし、また、それを支援する人々はとても素晴らしいと思います。

あの震災があったからこそ、素晴らしい町になった、文化が育まれたと、語られるようになったら本当の意味で復興したといえるのではないでしょうか。