『東京の生活疲れるな…』
心底実感している人は多いと思います。
なぜ、疲れるか?本質的な要因について本記事では話しています。
東京での生活に疲れている方向けに今後の生活が良くなるキッカケになればと思います。
全国から優秀な人間が集まり地位・異性・お金を求めて激しい競争が繰り広げられるから
タイトルが結論です。
地方からわざわざ上京してくる人間は次のような特徴があります。
地方の優秀な学校に通っていて成績優秀だった。
向上心・好奇心が高い。
変化を求める。
欲が強い。
学校でいうと東京大学をはじめ日本でトップクラスの学校が集まっています。
東京に住んでいる若者はもちろん、地方から出たい若者はそこをめがけて一生懸命勉強します。その競争を勝ち上がった人間が集まるようになっています。
子供の頃からコツコツと努力をして勉強が出来る人間は優秀な学校に進学していきます。ある意味その努力した分給料が高いか、広く認知されていたりイメージの良い大企業に就職しなければ割に合いません。
そのような企業は東京に本社を構えている事が多いです。この流れから東京に優秀な人間が集まるようになっています。
また、勉強がそれほど出来なくとも向上心があって欲が強い人間はチャンスの多い東京に上京してくるでしょう。
ベンチャー企業やホストクラブ・キャバクラ、芸能界などです。これらの世界は言わずもがな競争が滅茶苦茶激しいですよね。新陳代謝も早く才能あふれる人物が日々入ってきては需要がなくなったものは排除されていきます。
先に述べた、企業の中でも出世競争が繰り広げられます。優秀な人間同士で競争するのですからそれはもう熾烈です。
女性に焦点を当ててみると、美人又は可愛い女性は地方よりもよりちやほやされます。
そのビジュアル資産を利用して金銭的にも世の男性から享受できるでしょう。
東京は人口も多いですし、お金持ちの男性も多いからです。このような男性と結婚したい女性は凄く多いでしょう。
もちろん、そのカテゴリで生業としていくとしても同様に同レベルの相手と競争して勝っていく必要があります。
ビジュアルは生まれ持ったものがモノをいいますし、人を魅了するとなると内面的なものやセンスといった総合的な力が要求されてきます。
以上挙げた組織の中で勝っていくと、地位・お金・影響力などがついてきます。異性にもモテるでしょう。
そのようなものを求めている人間が集まって競っているのです。それらが手に入らなければ惨めな気分になり劣等感にさいなまれるでしょう。
地位・お金・影響力中でも”お金”の力が地方よりも東京はより大きく作用します。
そのあたりを少し掘り下げて見てみましょう。
家賃を筆頭に生活コストが高く必然的にお金の重要性が高くなっている
まず、衣食住の住のコストが滅茶苦茶高いです。人によっては家賃のために働いているような人もいるのではないでしょうか。
それに加えて「東京は何をするにもお金がかかる」という人が多いのですが、交通などの生活インフラが物凄く整っている分、利用するのにお金がかかるからです。
更に、消費者にお金をあの手この手で使わせるような施策が街のあらゆるところで行われているので気がついたら使っていた…ということが多いです。
このような環境も相まってお金の重要性が増して、前述した優秀な人間はもちろん平凡な人間含めてお金を求めて必死に動く必要が出ます。
そうした中で相対的に平均的な人々よりお金を持っている人は優越感に浸り羨ましがられます(逆に嫉妬心を持たれることにもなるのですが)
相対的に平均より劣っている人は惨めな気持ちになりやすい環境です。住んでいる街にもよりますが、お金持ちは多く存在しているのですから比較してしまいやすいです。
そして、このような状況にある人は『東京の生活は疲れる』と実感していくのです。
よく東京でストレスが溜まり、疲れる要因として満員電車が挙げられますが、お金を持っているのであれば、そもそも満員電車に乗らない選択肢が取れます。
そのようなライフスタイルをしている人もいるので比較出来てしまい劣等感を感じやすいのです。
人間は社会的な動物。他人との比較、相対評価はゼロにはできない
”自分は自分、他人は他人”
”他人と比べないことが大事”
と、よく聞きますが言うは易し行うは難しですよね。
人間は一人では生きることが出来ず、良くも悪くも他人と自分を比較して自分という人間の存在を自覚してチューニングしているところがあります。
そうしなければ、自分が他人と比較してどこが優れているか、逆にどこが劣っているか、それらを踏まえて何をしていけば良いかなど分からないからです。
東京で生活する上での重要な指標であるお金やどれくらい良い会社に勤務しているかなどの指標はキリがありません。
その世界線でいくと、あいつには勝ってる、あの子には負けてる…と勝ち負けの世界になってきます。
どんなに強い人もどこかで負ける時が来るでしょう。勝っている人もいつだれに首を取られるか分かりません。
気にしないようにしても、環境の力が大きすぎてなかなか無視できません。
男女という関係に焦点をあてると、女性は地位やお金や能力などはそれなりの男性より、より高い男性になびいていきやすいです。
男性はよりビジュアルの良い女性へなびいていきやすいです。
全員が全員勝者である世界であれば良いのですが、現実は勝者の椅子の数はわずかで、あとは平凡か敗者の世界です。
日々満員電車に揺られながら通勤して、やっとの思いで職場に到着して仕事に汗水流して必死に頑張って帰宅。それでもそんなに多くない給料しかえられない。
そんな中、街中やYouTube、TVや雑誌などを見るときらびやかな生活をおくっている人間が目に入ってくる。
そこで思うわけですよ。
『何で自分はあいつらと比べてこんなキツイ想いをしているのだろうか。』
『東京は疲れるなぁ。』
他人と比較して自分が比較対象より負けている、もしくは平均より劣っていると劣等感をともなって”東京は疲れる”と感じるのです。