業務内容が難しくてついて行けない
残業時間が長くて心身ともに疲れる
IT業界に入ったものの興味がわかない
キツいわりに給料が見合ってない
このような理由でIT業界から足を洗おうとしている人向け記事となっています。
IT業界で9年間エンジニアとして働いた後に別業界へ転職して上手いこといっている私の経験を元に、現状分析と対処法を話していきます。
理由1.業務内容が難しくてついて行けない
IT業界に入ってまず面食らうのは覚えることに多さでしょう。
エンジニアであればプログラミングに関する技術や用語から開発手法など習得することが多いです。
マーケティングや営業職でも同様です。
しかもIT業界は新しいテクノロジーが滅茶苦茶早く出てきます。これは実際に他の業界に転職して実感しています。
3年やっても慣れる感じがしてこなければ、向いていないと判断して足を洗うことを検討してもよいでしょう。
理由2.残業時間が長くて心身ともに疲れる
IT業界の職種は残業が長くなりがちです。
以上、転職サイトのDODAが2013年に公表した職種別残業時間データからIT職を抜粋したものです。
メジャーなIT職である「SE・プログラマー」は27時間
「営業」は25.7時間
「プロジェクトマネジャー」は29.6時間
となっています。
Web業界のプロデューサーともなると44.8時間となっています。
私が経験したSE・プログラマーですが、少ない月で10数時間、多い月は100時間以上残業をしていました。
当然ポジションや会社、担当業界にもよりますが残業は多いと言えますね。
慢性的な長時間残業に浸り過ぎていると感覚がおかしくなっている人も多いと思いますが、残業のない仕事はあります。
実際に私は転職してから残業はほぼありません。
人生100年時代とも言われる時代になりました。
また2020年の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳です。
これに伴ってか年金受給年齢も引上っていっています。
長い目で見た場合、心身ともに健康で働いていくことは重要なこではないでしょうか。
実際に私もタイトな仕事が原因で体調を崩して身を引くことを考えました。
理由3.IT業界に入ったものの興味がわかない
『何となく良さそうだからIT業界に入ったものの…興味がわかなくて頭に入ってこない』
今の時代このような人は多いと思います。
正直、このような人がずっとやっていけるほど甘い業界ではないです。
日を追うごとに不安になっていることでしょう。
理由4.キツいわりに給料が見合ってない
IT業界の全職種が特に給与が良いかと言われればそうでもないです。
どの職種も納期や数字に追われていて不確実性も高いのでキツ仕事となっています。
私もプロジェクトによっては給料を倍額くらい貰わなければ合わないと感じていました。逆に給料を倍もらってもやりたくない時期もたくさんありました。
別な業界や職種に軌道変更する
足を洗うと腹を決めた場合は次の準備をしましょう。
プロに相談する
次にやりたいことがハッキリと決まっている人はそのまま進めば良いのですが、そのような人は少ないです。
是非、転職会社のプロに相談してみましょう。
やりたいことを見つける
私がこのパターンだったのですが、次にやりたいことが本当になくて困っていました。
やりたいことが見つかっていない人は在職中に次にやりたいことを見つけましょう。