「地方創生」を堀江貴文氏が『宮崎』で語る。
ということで参加してきましたので、話の内容や堀江氏を実際に見た感想など話していきます。
ポイントまとめ
・地方は選択肢、ライバルが少ないからこそチャンスがある。
・人気の理論=多くの人の目に入り認知されている(テレビで巨人軍の試合が多く中継され多くの人の目に入ったため人気になった)
・地方のビジネスのヒントとして…人口の割合の多い後期高齢者向けの需要を満たす何らかのサービスをテクノロジーを使用して省力で提供する。
・新型コロナが落ち着いた先の話で…人口約13億人いる中国からの観光客向けのサービスをやるチャンスがある(宮崎みたいに年中ゴルフが楽しめるなんてありえない)
【感想】自分の地方に対する捉え方の視野が広がった
公演70分、質疑応答20分のプログラムでした。
終始、YouTubeチャンネルで話しているスタンス、テンション、内容とほぼ一貫していた印象でした。
率直な感想として人を選ぶ内容だなと思いました。
ちなみに私はとても楽しかったです!
地方創生というテーマだったのですが、具体的にどういう施策をすれば地方創生に繋がるという話が進んでいったわけではありませんので、このような内容を期待されていた方は物足りなさと不満を感じたのではないでしょうか。
しかし、堀江氏自身が取り組んでいる球団「福岡北九州フェニックス」、全国展開を進めているパン屋のフランチャイズ「小麦の奴隷」の事例を用いて地方にチャンスがある話をされていました。
特に上記2つについては、歴史的背景からなぜプロ野球の球団の中でも巨人軍のファンが多いのか?焼き立てパンが人気なのか?という話をされていました。
(巨人ファンが多いのは読売系列の日テレが押したから。パン好きが増えたのは戦後にGHQの意向で学校給食にパンが入ったから。日本では小麦はほぼ取れず輸入するしかない、など)
後期高齢者向けのサービスをオススメされていたのは普通すぎて『そんなこと分かってるわ』と思った方も多かったと想像しますが事実なので、それを踏まえて具体にお落とし込んで動いていける方は良かったのではないかと思いました。
質疑応答では
「やりたいことをやれ。行動していれば何かが起きてくる」
「子供の育成について、大人はとにかく邪魔をしないこと。ゲームばかりするな!とか。苦手なことはさせない」
「学校行かなくていい。今自分が子供だったら学校いかない」
というニュアンスのホリエモン節炸裂という感じで質問者へ容赦ないツッコミが入っていました笑
最後に「ホリエモンを生で見たぜ!」というところに価値を感じる方はそれはそれで良かったのではないかと思います。私も少なからずありました。
私は微力ながら運営から参加できましたので、仲間との想い出にもなりましたし、地方の現実と希望みたいなものの解像度も上がりましたので満足しています!
お客様のように受け身でなく能動的な姿勢で参加する必要があるのかなと感じました。