都会、もういいんじゃない? - 元ITエンジニアが東京からUターン移住して九州宮崎でまったりライフ

都会暮らしが疲れる理由は?なぜ?地方へUターンした身から要因を考えてみた

『都会って何でこんなに疲れるんだろう』

九州から上京した僕はふとした時に考えていました。

当時は具体的にこうだからと整理できていませんでしたが、約9年間東京で働いて九州へUターンして離れた環境に身を置いた今だから見えてきたこともあるので、現在上京を検討している方の参考にもなるようにまとめました。

都会暮らしが疲れる理由と要因

▲このようなツイートをしました。

理由を見ていきましょう。

1.通勤通学は満員電車

この要因がトップオブザ・トップでした。

Uターンして自転車通勤し始めて心底実感したことは、本当に通勤時の満員電車で疲弊していたんだなぁということです。普通に考えてあんな目にあって死闘を繰り広げた後に仕事をして、また満員電車で帰宅していたら疲れない訳ありません。

東京で働いていた時は帰宅してほとんど何もやる気力がありませんでしたが、今はストレスなしで帰宅してからも余暇を楽しみ体力が残っている状態です。

帰宅後の貴重な時間を有意義に使えることはとても大きいです。

▲本ブログの記事で満員電車についてはまとめています。

2.高層ビルばかりで視界が開けてなく自然が少ない

『コンクリートジャングルやな』

上京した当時はそのように思って常に圧迫感を感じるようになっていました。

今は目の前が海で視界が開けている場所に住んでいますが、開けている爽やかな視界が目に入ってくると心が自然とスーッとスッキリした感覚になります。

自然も身近になくちょっとした公園があるくらいです。

都心部から離れた場所に住んで週末は自然と触れ合うというライフスタイルは取れますが、リモートワークでなければ満員電車で長時間通勤する必要があります。

3.主要な街は人混み

東京だと東京駅、渋谷、新宿、池袋など人で溢れかえっています。

ディズニーランドや浅草など観光地も同様です。

特に駅内での移動で、対面から絶対どかないマンに多く遭遇します。肩をぶつけられても謝りもしません。人混みの移動で一番気を使うのはこの点でした。

今となっては新型コロナの感染率が高いこともリスクとしてあげられますね。

渋谷限定でいうとハロウィンの時期は羽目を外したい若者が多く集まり無関係な人にとっては迷惑な感じになっています。

4.人が多いので人間関係がドライになりがち

僕は人間関係が煩わしいので上京したところもあるので一概に悪いとは言えないのですが。

インフラが発展しており、一人でもお金があれば生活に不自由しなくなっていますので他人の助けを地方ほど必要としていません。また人が多いためいちいちあの人はどこに住んでいる何さんだの村社会ぽさはないです。

駅構内で吐いている人がいても多くの人は見て見ぬ振りです。

恋愛面ではちょっと気が合わなくなっても他に異性はたくさんいるから…という心理になりがちで、こちらは一長一短かなと感じます。SNSが発達した今強力なライバルも多い状況です。強い人は良いです。

コミュニティにもよりますが、どんな仕事をしていて、どれくらい稼いでいるかなど地方に比べて見られる重さや機会は多く疲れることは多かったです。

人がたくさんいるからといっても、全員が全員あなたと気が合うわけではないですし、関係を維持できる人数は限られているでしょう。

5.家賃をはじめ有形無形の物価が高い

特に住まい費が高いです。

2021年3月時点、東京23区のワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建ての相場は平均して約9〜10万円になります。

めちゃくちゃ高いですよね。車を持つとこれにプラスして駐車場代が平均で3〜5万円程度かかってきます。

次に見落としがちな視点として食費があります。

食費は地方も都会もそこまで変わりません。コンビニのおにぎりの価格なども変わりません。

スーパーでの食材の鮮度が悪いと感じました。地方の新鮮な食材のクオリティを食したい場合、価格がもっとかかってくると思いますし、近隣に取り扱っていないかもしれません。

外食は値段相応で地方の飲食店にありがちな安くて美味しいお店はほとんど存在しないでしょう。それなりのものを求めると結構かかってきます。

台所スペースが狭すぎる住まいも多く、それが理由で外食ばかりになってしまい食費がかさんでしまう傾向はあると思います。それが嫌であれば、駅から遠いところで家賃を抑えるか、高い家賃をはらって良いところに住むか…となってきます。

最後に娯楽費用についてですが、大きなポイントとして自然が近くにないので山登りや海での費用がほとんどかからない遊びは除外されます。行けなくはないですが。

結果的に最低限生活していくための費用のために働いている…なんてことにも気がついたらなっていたこともあり、心底疲弊していたのを今でも覚えています。

自分が少しでも充実した生活をおくる

今までの内容をふまえてあなたの生活に活かしていただければと思います。